ベトナムで英語は通じるの?【ベトナム在住者が教える】言葉で困らないためにするべき3つの準備

英語圏ではない海外旅行先でどのくらい英語が通じるかは気になるものです。
旅行中は空港、ホテル、レストラン、タクシーなど様々な場面で会話が必要になってきますよね。
それでは、ベトナムではどのくらい英語が通じるのでしょうか?
答えとしては、「観光客が多いところ以外は基本的に通じません」。
私自身、現在ハノイに住んでいますが、普段の生活では英語を使える場面はほとんどありません。
また、日本語の中には日常的に使っている外来語(バッグやベッドなど)があったり、学校で学ぶ簡単な英単語(one、two、three、dog、catなど)があるため理解できる英語がありますが、残念ながらベトナムでは簡単な英単語ですら通じないことも多々あります。
そこで、今回はベトナムに住んでみて分かったシーン別の英語が通じるレベルと、言葉で困らないためにするべき3つの準備についてお話します。
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-Contents-
●ベトナムでどこならどのくらい英語が通じる?
それでは、空港やホテル、レストランなど様々なシーンに分けて、どこでどのくらい英語が通じるかを詳しくみていきましょう。
*空港
さすがベトナムの玄関口ということもあり、空港内では英語はほぼ通じます。
空港スタッフはもちろん、売店や空港内レストラン、SIMカードの販売スタッフも英語が話せる方ばかりなので安心ですね。
*ホテル
よっぽどのローカルでない限り、外国人観光客が多いホテルのスタッフは英語が通じます。
フロントのスタッフは基本的にどのホテルも問題ありませんが、レストランやスパのスタッフはホテルのグレードによります。
例えば5つ星ホテルであれば英語が話せるスタッフも多いです。
しかし、4つ星・3つ星ホテルになると、レストランやスパのスタッフは本当に簡単な英語であれば通じる、または1人は必ず英語が話せるスタッフがいるという印象です。
例えばレストランであれば料理の注文や「取り皿がほしい」など、スパであれば「冷房が寒い」、「力が強い」などは基本的に英語で問題ありません。
それ以上に困ったことがあれば、英語が堪能なスタッフを読んで対応してくれます。
*レストラン・カフェ
もちろん、メニューも英語メニューが用意されていることがほとんど。
レストランやカフェのスタッフは全体的に学生のアルバイトが多いのですが、ベトナムの大学生は比較的英語が堪能なので安心ですね。
また、ローカル屋台でも外国人に人気のフォー屋さんなど、日常的に外国人観光客が来るところは英語で通じるところが多いです。
しかし、外国人観光客が普段来ないようなローカル屋台は英語も通じない、英語メニューもないことが多くあります。
そのようなローカル屋台で注文する場合は、食事をしているお客さんで英語が話せる方に手伝ってもらうか、特に食べるものにこだわりがなければ他のお客さんが食べているものを指してスタッフに伝えるだけで料理を持ってきてくれます。
ベトナムは学生くらい子の方が英語が話せる可能性が高いので、近くに若い子がいたら「Do you speak English?」と聞いてみてください。
私自身、困った時はこの方法で何度も助けられました。
*市場やお土産屋さん
お土産屋さんも外国人観光客が多いお店は英語が通じます。
また、市場や個人商店でも外国人観光客が多いエリアであれば値段を聞いたりする分には問題ありません。
しかし、ベトナムの通貨(ベトナムドン)は数字が大きく、非常にわかりにくいです(20,000ドン=100円くらい)。
普段、英語の大きな数字に慣れていない場合はいくらか聞き取れないことが多くあります。
その場合は、電卓を出して金額を入力してもらうとスムーズに買い物ができます。
今はスマートフォンに電卓機能が付いているのでそれを使うのもいいですが、街中でスマートフォンを出しているとスリに遭う可能性が非常に高いです。
そのため、小さな電卓を持ち歩くか、お店にある電卓を借りることをおすすめします。
*タクシー
タクシーのドライバーはほとんど英語は通じません。もし英語が通じるドライバーさんに当たった場合はラッキーだと思ってください。
タクシーを利用する場合は行きたい場所の住所を見せるのが一番通じます。
有名な観光地であれば観光地の名前でも問題ありませんが、レストランやお土産屋さんなどはよぽっど有名でない限りタクシードライバーが知っていることはほとんどありません。
ガイドブックやスマートフォンのGoogle mapで住所を見せて行き先を伝えてください。
また、後で詳しくお話しますが、タクシーではなく配車サービスアプリの『Grab』を利用することで移動手段に関してはとても楽になるのでぜひ利用することをおすすめします。
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●ベトナムでは英語が通じるの?:言葉で困らないためにするべき3つの準備
外国人観光客が多いところ以外ほとんど英語が通じないベトナム。
ここではそんなベトナムで快適に旅行をするべく、言葉に困らないためにするべき3つの準備をご紹介します。
*配車サービスアプリ『Grab』
東南アジア地域で一般的に使われている配車サービスの『Grab』。
自分のいる現在地と行き先を入力するだけでGrabに登録しているドライバーが迎えに来てくれて、且つ事前に料金も確定されるというとても便利なサービスです。
また、事前にクレジットカードを登録しておけば、カード決済が可能なので現金の用意も必要ありません。
旅行中にGrabが使えれば、移動に関してはかなりスムーズになります。
Grabに登録する際に電話番号認証が必要となりますので、必ず日本で登録をしておきましょう。*シーン別に使えるベトナム語『旅の指さし会話帳(ベトナム)』
『旅の指さし会話帳(ベトナム)』の本または無料アプリも旅行中にとても便利です。様々な場面で使うであろうフレーズがシーン別に分かれて掲載されていて、レストランで注文したいとき、タクシーで行き先を伝えたいときなどベトナム語でそのまま伝えられて便利です。
『旅の指さし会話帳(ベトナム)』のアプリは無料でダウンロードとメールアドレス・パスワードを登録するだけで使えます。
しかし、ベトナムではスマートフォンを狙ったスリが多発しているので、街中でスマートフォンを出すことはおすすめできません。
そのため、ぜひ『旅の指さし会話帳(ベトナム)』の本を一冊手元に持って観光してください。
*オンライン英会話の無料体験
英語があまり通じないベトナムではありますが、それでも観光地では英語を使う機会があります。
そのため、普段全く英語に触れていない方は旅行前に少しでも英語に触れておくと、旅行先でも簡単な英語ならスムーズに出てきます。
英語に少し慣れておくという意味でおすすめなのが手軽に始められるオンライン英会話です。
そして、オンライン英会話の中でも私のイチオシはDMM英会話。
DMM英会話は教材の種類が多く、旅行に行く方向けに空港やレストランなどシーン別で使える英会話の練習ができる教材があります。
更に、今なら25分×2回の無料体験レッスン付き!
旅行前に2回だけでも英語に触れておくのと、旅行先で急に英語を使わないといけなくなるのとでは、英語に対する構え方が全く違います。
●ベトナムで英語は通じる?:まとめ
今回はベトナムでどのくらい英語が通じるかをお話しました。
ベトナムでは基本的に外国人観光客が多いところ以外は、ほとんど英語は通じません。
ベトナム旅行前に言葉の不安を解消するための準備をしっかりとして、快適な旅行にしてくださいね。