サパの観光おすすめシーズンやアクセス方法は?雄大な棚田と少数民族に出会う旅

こんにちは。李瑚/Lico(@lico_travel)です。
みなさんは【サパ】という場所の名前を聞いたことがありますか?
もしかしたら”ハノイ郊外の少数民族に会える秘境”ということで、この名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
数年前までは、バスで行くと片道約9時間。または寝台列車に乗るという選択肢しかありませんでした。
しかし、2014年にハノイからサパの玄関口でもあるラオカイまで高速道路が開通し、とても行きやすくなったサパ。
今回はそんなサパまでの交通手段やオススメの時期をご紹介します!
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-Contents-
●寝台列車?それともバス?サパに行くなら断然バス移動がオススメ!
ハノイ郊外と行っても日帰りで行けるハロン湾やバッチャン村などと違って、遠いのがサパ。

【赤ちゃんの抱っこ紐もおしゃれ】
そして、もしハノイ市内からサパまで行く場合、交通手段は主に2つあります。
●時間短縮に車やバスを利用
ここで、それぞれの交通手段を比較してみましょう!
旅情を感じる旅がしたい!寝台列車でサパへ
ハノイからサパまで寝台列車を利用する場合は、サパの玄関口でもある街”ラオカイ”まで約10時間。
そして、ラオカイからサパまではバスで約1時間です。
普通の寝台列車とは別に、【Victoria Express Train】という豪華寝台列車もあります。
こちらのビクトリア列車の欧米人にとても人気で、寝台列車のチケットが売り切れになることもしばしば…。
そこで、オススメなのが【ハノイ発のオプショナルツアー】です。
特に、寝台列車を利用したい場合はチケットの入手のことを考えると、プロである旅行会社にお任せするのが一番安心です!
➡寝台列車を利用するサパへのオプショナルツアーは【こちら】check!
時間に余裕があるなら、寝台列車に揺られながら旅情を感じる旅というのもいいですね。
サクっとサパへ!時間短縮なら車か高速バスを
2014年に高速道路が開通してから、ぐっと便利になったのが車やバスでの移動です。
今までサパまで9時間かかっていたのが、約半分の5時間に短縮されました。
(そうはいっても、5時間かかりますが…。)
そして、私はこの車やバスでの移動がとってもオススメです!
もちろん、ひとつは”移動時間が短いから”ということもありますが、それよりも大きな理由があります。
暗い中を走る寝台列車では味わうことができないこの体験。
➡バスを利用するサパのオプショナルツアーは【こちら】check!
車の窓から眺めるサパの雄大な自然と美しい棚田は、いつまでも見ていられます!

【バスから眺めるサパの棚田】
私が旅行会社に勤めていた頃によくお客様から聞かれていた質問があります。
『棚田ってどこに行けば見られるんですか?』
車(バス)でサパに行くのであれば、サパに近づけば道中どこでも見られます!
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●5月末と9月が絶対オススメ!サパに行くなら時期を選ぼう
写真などで見ることも多い雄大な緑のサパの棚田。実は、この棚田を見られる時期は限られるいるのです。
まず、覚えていただきたいのが”稲作の時期=5月末~9月頃”ということです。
その上で、あまりオススメしないのが11月~3月。この時期は稲作の時期から外れているので、棚田は残念ながら茶色い土しか見られません。
更に、サパはベトナムの中でも北部に位置しているので、この時期は日本と同じように冬です。年によっては雪が降ることも…。
そして、次に気を付けてほしいのが”雨季=6月~8月”です。この時期は、稲作の時期なので青々とした棚田を見ることはできますが、雨が多く蒸し暑い時期です。
私も7月にサパに行きましたが、やはり折り畳み傘は手放せませんでした。
しかし、雨に濡れた棚田は緑が鮮やかでとてもきれいでした!

【サパの人々の生活】
そして、少し気を付けてもらいたいのが”田植え時期=4月~5月中旬”と”稲刈りの時期=10月”です。この頃は微妙な時期で、行ってみないとわからない・運が良ければきれいな棚田が見られる時期です。
以上のことから、サパのベストシーズンは…
5月末は田植えも終わり、稲も伸びてきて青々とした棚田が見られます。
そして9月は稲刈りまえの黄金色に輝く棚田を見ることができます。
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●まとめ
いかがでしたか?ハノイから行ける旅行先として人気のサパ。
高速道路の開通で、車(バス)で行くのもとても便利になりました。
旅行時期もしっかり選んで、素敵なサパの旅にしてくださいね!